羽二重ねっとでは、日本眼科医会の助成を受け、第1回ロービジョンケア講習会を開催します。対象は視覚障がいに関係される方ならどなたでも結構です。また、参加方法は現地とZoomによるハイブリッド開催です。なお参加を希望される方は、以下の詳細に記載されているリンクよりお申し込みください。（なおZoomでのご参加は先着30名までとさせていただきます。会場では簡単なお菓子とお飲み物をご用意します。）

詳細

「第1回　羽二重ねっとロービジョンケア講習会」
日時　：　令和5年12月16日（土）18:00〜20:10
主催　：　福井県視覚障がい者支援ネットワーク　羽二重ねっと
共催　：　日本眼科医会
会場　：　福井県視覚障害者福祉協会（福井県福井市光陽2丁目17-8）
　　　　　及びオンラインのハイブリッド開催
対象　：　視覚障がいに関係する医療、福祉、教育等関係者
連絡先：　羽二重ねっと事務局
 　　　　〒910-0825　福井市原目町39-8　福井県立盲学校内
 　　　　TEL：0776-54-5280　FAX：0776-54-5289
　　　　　Email：mail@habutae-net.jp
その他：　参加費は無料です。
 　　　　会場建物横に専用駐車場がございます。
 　　　　託児所はございません。

お申し込みはこちらから
https://forms.gle/iQLHMbNG4cskHiQ27

【プログラム】

18:00-18:05　開式の辞

高村佳弘（羽二重ねっと　代表、福井大学眼科 准教授）

18:05-18:45　羽二重ねっと紹介

座長　高村佳弘　准教授（福井大）

1. 福井県におけるスマートサイトの取組について
　　岡島喜謙（羽二重ねっと事務局長、福井県立盲学校）
2. 福井大学ロービジョン外来での事例報告
　　杉原友佳（福井大学眼科）
3. 視覚障がいリハビリテーションにおける歩行訓練の役割
　　山崎昌之（社会福祉法人 光道園）

18:45-20:05　特別講演

座長　稲谷大　教授（福井大）

京都におけるロービジョンケア～京都ロービジョンネットワークと地域での実践～
講師：稲葉純子　先生（いなば眼科クリニック　院長）

ロービジョンケアは視覚に障害があるため生活に支障をきたしている人に対する全ての支援の総称であり、医療からの情報提供、ケアのための多職種連携が重要とされる。情報提供のための「スマートサイト」、多職種連携のための「ネットワーク」が全国の都道府県で整った現在は、各地域での運用が課題となっている。京都では2017年に「京都ロービジョンネットワーク」が設立され、2018年からスマートサイト「さくら」を運用している。医療、教育、福祉、患者会、行政等で活動し、5年間で医療からの1,108件の相談に対応したほか、各方面、分野での啓発等にも取り組んできた。本講演では京都ロービジョンネットワークの活動について紹介する。また、京都府北部の眼科診療所におけるネットワークとの連携、ロービジョンケアの実践について事例を交えて紹介する。

20:05-20:10　閉式の辞

小林達治　先生（福井県眼科医会　会長）